【開運館・仙台ロフト鑑定所の口コミ】私は大学院生で、博士課程に進み、ゆくゆくは研究者になるつもりでいました。ところが教授とうまく行かなくなったことと自分の本当の気持ちと向き合って博士課程への進学をやめることにしたのです。
時期はお正月でした。同級生たちは既に進路を決めており、就職活動なんてもうとっくの昔に終わっていました。
むしろ後輩たちが就職活動を始めようとしていた時期でした。そんな時期の急な進路変更・・・。自分が情けなくて愚かしくてたまりませんでした。
とにかく急な進路変更で大学院を卒業するか留年するかのどちらかでした。私は留年をしながら就職活動をするのがいちばんいいだろうと思っていました。
とにかく自分に対する自己嫌悪で一杯で何の力も湧いてきませんでした。卒業式も億劫でした。周囲はみんな進路が決まっているのに自分だけ留年・・・恥ずかしくてたまりません。
何故ここまで事態が悪化するところまできてしまったのか、もっと手は打てなかったのか・・・夜も悩んで眠れませんでした。そんな時立ち寄ったロフトで昼食を食べようと思いました。
ロフトの最上階はカフェやラーメン屋があったのです。最上階のスペースの一角に開運館がありました。名前は知っていたのですがかなりオープンスペースだったのでいつも素通りしていたのです。
でもその日はフラフラと中に入ってしまいました。並んでいる人もおらず、一つのテーブルに着きました。占い師の顔も見ず、今の自分が直面している状況を説明しました。淡々と力のない声で語っていた様に思います。
一通り話を聞いた占い師さんは「今後の状況を見てみましょう」とタロットカードを広げました。今の私の状況に出たカードはハートに剣が三本も突き刺さっている痛々しいカードでした。
そのカードを見た時、「まさに今の私の状況だなあ」と結構当たっていると感じました。「あなた、今本当に心がずたずたに引き裂かれている面状況のようね」と占い師さんも言っていました。
「でも希望を捨ててはダメよ、今後を見てみると2,3ヵ月後にいいカードが出ているから」そういって指差した先にあったのは「世界」のカードでした。
裸の女神のような女性が晴れやかな表情でカードから躍り出てきそうなカード。「とにかく気を落としてはダメ。絶対このままでは終わらないからね」と言われて大分心が晴れて席を立ったのです。
卒業式を数週間後に控えた三月、一本の電話が鳴りました。電話はある有名な高校からでした。「うちの学校で先生をしませんか」というありがたいお話だったのです。
たまたま講師登録をしていたのですが、それが私学と共有されていたのです。私はすぐに伺うと返事をして面接に行き、採用が決まりました。
結局私は辛い就職活動を全くすることなく4月からの仕事が決まり、無事に同級生と晴れやかに卒業することが出来ました。
開運館のあの占い師さん、当たっていたな~と今でも忘れられない占いのエピソードです。
開運館 仙台ロフト
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